Elliot Easton 作品紹介 part.1- Love THE CARS.Japan ザ・カーズ非公式ファンサイト

Elliot Eastonソロアルバム etc.

* 印の11-15曲目は再発以降のボーナストラック　ヴォーカルはダニー・マローン(Danny Malone)

【プロデューサー】: ロイ･トーマス・ベイカー　ステファン・ハーグ (Roy Thomas Baker, Stephen Hague)
【レーベル】: (1985年）エレクトラ　(Elektra/Asylum Records); (1996年再発）エレクトラ、ライノ (Elektra Traditions, Rhino Records); (2006年再々発）Wounded Bird

■勝手にレヴュー■: 今のところ唯一の、エリオット自身が歌うソロアルバム。カーズのHEARTBEAT CITY ツアーも終わった 1985年に制作・リリース。曲作りとレコーディングには友人ジュールズ・シアーが全面的に参加。; 批評家や世間一般にはそれほど評価が高くないようですが、良い曲が集まったアルバムです。「ギタリストのアルバム」なんて域には収まらない、エッジの効いた曲からふんわりとした優しげな曲まで、エリオットのアーティストとしての一面を楽しめます。 >> 続きを読む

ワーナーからリリースされた、エリオット先生によるギター教則のDVDです。発売元が紹介動画をアップしていますのでどうぞ。

エリオットはいつの頃からか Tiki Gods というバンドを結成し、演奏しています。歌はほぼ無しの、インストゥルメンタル曲が中心。カーズともエリオットのソロとも違う方向性です。

彼らによる"Monte Carlo Nights"が、1995年のサーフミュージック・コンピレーションアルバム Pulp Surfin' に収録されています。調べる限りこれが最初のリリース音源のようです。

さらに1997年あたりには同曲が、タランティーノ監督の映画「ジャッキー・ブラウン」のサントラに収められました。渋くてカッコいい雰囲が映画に、というよりタランティーノ作品に似合ってます。

1996年にリリースされたヘンリー・マンシーニのカバーを集めたコンピ・アルバム Shots in the Dark には、Elliot Easton's Tiki Gods 名義の"Mr.Lucky"が収録。

こちらは1998年にリリースされたコンピ・アルバム Delphonic Sounds Today:Del-Fi Does Del-Fiです。 Elliot Easton's Tiki Gods 名義でThe Centurionsのカバー"Bullwinkle P.Ⅱ"を演奏しています。

2009年5月に行われたTiki Gods ライブ動画とエリオットのインタビュー

Tiki Gods の古いmyspaceで、新アルバム未収録の"Gold Finger"や "Monte Carlo Nights"を聴くことができます

■勝手にレヴュー■: 初のTiki Godsオリジナルアルバムが2013年2月19日リリースされました。（今のところデジタル配信のみ）; このアルバムでのバンドメンバーはElliot Easton(lead guitar),Nicky Walusko(guitar),Todd Jaeger(keyboards), Chris Reccardi(bass),Ronnie Gutierrez(drums,percussion),facebookの写真では女性のZ Argota(percussion)も紹介されています。 2009年のギグとは少しメンバーも変わっているようです。; カーズやエリオットのソロみたいな作品を待っている人には「ちょっと違う」ものでしょうが、エリオットの様々なジャンルの音楽へのアプローチや造詣の深さには、調べていて唸らされます。何より聴いていて格好いい！渋さとノリの良さ両方が味わえます。; エリオットの数多くのギターコレクションには、Tiki Gods のイラストベースにスワロフスキーびっしりのデザイン "MOMOFUKU" や、神様(?)を描いた Gretschの白いギターなどもあります。スワロフスキーのギターについては、エリオットご本人がギター完成の2011年にレスポール・フォーラムに写真を沢山投稿していますのでどうぞ。

■勝手にレヴュー■: 画像引用元：Last.fm
クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル…ではなく「リヴィジテッド」です。略してCCRev (本家との区別らしい)。; 本家のメンバーだったスチュ・クックとダグ・クリフォードが 1972年に解散したままのCCRの曲をライブで演るために、1995年に立ち上げたバンドです。; エリオットはバンド結成の頃から2004か2005年までここのギタリストとして活動。正直言って、カーズよりも熱い熱いエリオットのギターソロが聴けます。はは…。バンドは一度だけ来日し、1996年1月10日に渋谷公会堂でライブをしました。盛り上がったらしいですよ。エリオット、渋公に戻って来ていたんですね。; エリオットは脱退したものの、バンド自体はライブが好評のようで未だ現役。あちこちでツアーしています。この活動の影響でエリオットはカーズ再結成に燃え、結果としてのThe New Carsになったんじゃないのか…と、 CCRevを知るほどに感じてなりません。