CHANGE NO CHANGE―1985年

Elliot Easton CHANGE NO CHANGE(1985) Elliot Easton CHANGE NO CHANGE_back(1985)
  1. Tools of Your Labor
  2. (Wearing Down) Like a Wheel
  3. Shayla
  4. Help Me
  5. (She Made It) New for Me
  6. I Want You
  7. Hard Way
  8. Fight My Way to Love
  9. Change
  10. Wide Awake
  11. Lonely Is the Dark *
  12. Walk on Walden *
  13. Long, Long Time *
  14. Stop the World from Turning *
  15. Let It Slide *

* 印の11-15曲目は再発以降のボーナストラック ヴォーカルはダニー・マローン(Danny Malone)

【プロデューサー】
ロイ・トーマス・ベイカー ステファン・ハーグ (Roy Thomas Baker, Stephen Hague)
【レーベル】
(1985年)エレクトラ (Elektra/Asylum Records)
(1996年再発)エレクトラ、ライノ (Elektra Traditions, Rhino Records)
(2006年再々発)Wounded Bird

エリオットの声を堪能してほしい

今のところ唯一の、エリオット自身が歌うソロアルバム。カーズのHEARTBEAT CITY ツアーも終わった 1985年に制作・リリース。曲作りとレコーディングには友人ジュールズ・シアーが全面的に参加。

批評家や世間一般にはそれほど評価が高くないようですが、良いアルバムです。「ギタリストのアルバム」なんて域には 収まらない、エッジの効いた曲からふんわりとした優しげな曲まで、エリオットのアーティストとしての一面を楽しめます。 何よりエリオットの声が結構良いのです。リックともベンとも違う、男らしいというか ロック青年らしいというか。 アルバムなどでミキシングされたカーズのコーラスは、正直ベンの声以外を聞き分けしづらいので、 この作品でエリオットの声に初めて触れる方がほとんどなのでは。

管理人は"I Want You" と"Change" が特に気に入っています。

ダニー・マローンとのボーナストラック

元々アルバムは"Wide Awake" までの10曲でしたが、1996年再発にあたりボーナストラック5曲が付きました。

これらは、90年代にエリオットとシンガーのダニー・マローンとのプロジェクト BAND OF ANGELS でレコーディングされた 未公開曲です。ダニーはハードロックグループ Diving for Pearls のフロントマン。 11,13,14曲目はエリオットとダニーの共作です。

ファンとしてはエリオットに歌ってもらいたいところですが、いいヴォーカルなんですよ、ダニーが。 楽曲自体もノリよし、メロディよし、ギターよし!

2005年にダニーのバンド Diving for Pearls がデビューから16年ぶり2枚目のアルバムTEXASをリリースし、 "Lonely Is the Dark" と"Stop the World from Turning" をバンドバージョンで収録しています。 allmusicのページで試聴できますので、ご参考にどうぞ。


■参考資料:Change No Change に関して■

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