1991 - 1995

  • 1991年

    • 【リック・オケイセックの動向】

    • リック 3作目のアルバム FIREBALL ZONE ファイヤーボール・ゾーン リリース

      Ric Ocasek fireball zone(1991)

    • Simpley Mad About the Mouse(1991)
      リック、ディズニーソング・カバーのコンピレーションアルバム Simpley Mad About the Mouse に1曲参加

      リックの曲はアルバム3曲目の "Zip-A-Dee-Doo-Dah!"

    • 【エリオット・イーストンの動向】

    • Two Rooms:Celebrating the Songs of Elton John and Bernie Taupin(1991)
      エリオットがギターで参加したエルトンとバーニーのトリビュートアルバム Two Rooms:Celebrating the Songs of Elton John & Bernie Taupin がリリース

      エリオットはホール&オーツによるPhiladelphia Freedomのカバーにギターで参加。 この曲にはカシム・サルトンもベースでクレジットされています。

  • 1992年

    • 【エリオット・イーストンの動向】

    • Guitars That Rule the World(1992)
      2月
      リリースされたギターコンピレーションアルバム Guitars That Rule the World に、 エリオットのギター・インスト曲 Walk On Walden が収録される。

      アコースティックながら洗練された美しい作品。後の1996年ソロアルバム再発時に、 この曲も新たにボーナストラックで収録されました。

    • 【リック・オケイセックの動向】

    • Suicide のアルバム Why Be Blue? リリース。リックはプロデュースとフォトグラファーを担当した模様。
    • ドイツのポスト・パンクバンド Die Haut のアルバム Head On リリース。リックがブックレットの フォトグラファーでクレジット。

      Suicide のアラン・ヴェガも作曲で関わっており、ゲストも豪華なアルバム。

  • 1993年

    • 【リック・オケイセックの動向】

    • リック 4作目のソロアルバム QUICK CHANGE WORLD クイック・チェンジ・ワールド リリース

      Ric Ocasek quick change world(1993)

      当初アルバムは NEGATIVE THEATER「ネガティブ・シアター」のタイトルでリック執筆の同名書籍と連動するよう企画されたが、 アメリカのレーベルがコマーシャルでない内容にリリースを拒否したため、曲の半分近くをポップ系に差し替えた後に QUICK CHANGE WORLD のアルバムタイトルで発売に至ったという、遺恨を残したアルバム。
      元々のNEGATIVE THEATER はドイツのレーベルのみのリリースとなった。

      Ric Ocasek negative theater(1993)

    • ric image
      リック、米テレビ番組 Late Night With David Lettermanに出演。"Don't Let Go" をパフォーマンス。
      スタジオライブではエリオットとグレッグが演奏で共演。
    • リックがプロデュースを手掛けたケルティック・ロックバンド、Black47のアルバム Fire of Freedom がリリース
    • 11月4日
      リック・オケイセックと奥様ポーリーナの間に、長男ジョナサン Jonathan Raven が誕生。 [1]
    • 【エリオット・イーストンの動向】

    • この頃エリオットはシンガーのダニー・マローン(Danny Malone)とバンドプロジェクト BAND OF ANGELS を組み、 ロイ・トーマス・ベイカーのプロデュース、アトランティックからのリリースを念頭にレコーディングするが、残念ながら リリースには至らず一旦お蔵入り。

      ダニーはロックバンドDiving for pearls のフロントマンでもあり、バンドは1989年にデビューアルバムをリリースしています。 後の1996年、エリオットのソロアルバム再発の際に、このレコーディングからの数曲がボーナストラックとして日の目を見ることが 出来ました。良曲です!

  • 1994年

    • 【リック・オケイセックの動向】

    • Weezer(1994)
      5月
      リックがプロデュースで携わったウィーザー(Weezer)のデビューアルバム、通称ブルーアルバムが全米リリース
    • SPEED songs(1994)
      リック、キアヌ・リーヴス主演映画「スピード」の派生サウンドトラック SPEED:songs from and inspired by the motion picture に1曲 "Crash" を提供。
    • リックがライブで歌うアコーステッィク版"Just What I Needed" が収録された コンピレーション・アルバム The Bottom Line がリリース

      NYの有名クラブ、ボトムラインでの様々なアーティストのライブを集めたアルバム。 (アルバム名はIn their own words の場合もあり)

    • 【エリオット・イーストンの動向】

    • 8月
      エリオットがギターで全面的に参加した ジュールズ・シアーのアルバム HEALING BONES がリリース
  • 1995年

    • 【ベンジャミン・オールの動向】

    • ben image
      2月2日
      この日にベンジャミンがボストンで行ったライブの動画がYouTubeにあり。

      この頃ベンはギタリストのJohn Kalishes などと共に活動。共同で曲作りも行う。 ここで歌った曲などはレコーディングされたが、結局リリースには至らなかった。

    • 【エリオット・イーストンの動向】

    • Creedence Cleawater Revival(CCR)のトリビュートバンド、Creedence Clearwater Revisited(CCRev)が結成される。 エリオットはリードギターとして結成時から参加。7月終わりに彼らの始めてのショーが行われる。

      CCRev image

      CCRの中心メンバーであったジョン・フォガティは不在。 オリジナルメンバーのステュとダグが新たなメンバーを加えてCCRソングをライブするためのグループ。

    • 5月23日
      エリオットがギターでゲスト参加した往年の「キラー」ジェリー・リー・ルイスのアルバム Young Blood がリリース

      アルバムのプロデュースを手掛けたアンディ・ペイリーがエリオットを呼んだそうです

    • エリオット、ドラマーのカーマイン・アピスによるアルバム GUITAR ZEUS に1曲ゲスト参加。

      アピスのプロミュージシャン活動・30周年を記念し、1曲ごとにアピスと様々な有名ギタリストが共演するアルバム。 エリオットは 11曲目の"Time to Set Alarms" でリードギターを弾いてます。

    • Pulp Surfin'(1995)
      エリオットが結成するインストバンド、Elliot Easton's Tiki Gods による"Monte Carlo Nights" が 1995年リリースのサーフミュージック・コンピアルバム Pulp Surfin' に収録される。

      同アルバムには1981年、アンディ・ペイリーによるYoung Jacques の "Jacques Cousteau" も収録。 この曲にはカーズからエリオット、グレッグ (Discog情報では デイヴィッドも?しかし未確認)が参加しています。

    • エリオットがギターでゲスト参加したネルソン(双子のマシューとガナーのバンド)のアルバム Because They Can がリリース

      エリオットは7曲目"Won't Walk Away" と13曲目"Nobady Wins in the End" でソロを弾いたようです。

    • 【リック・オケイセックの動向】

    • 1995年にリリースされた リックのプロデュース作品 紹介
    • Bad Brains 'God of Love'(1995)
      ・Bad Brains - God of Love

      Bad Brainsの同作がマドンナ所有のマーヴェリック・レコーズからリリースされたことは、当時リックがマーヴェリックの スタッフ・プロデューサー兼A&Rでもあった関係かと思われます。

      ・リックが全面参加したアラン・ヴェガのアルバム New Raceion
      ・元suicide のマーティン・レヴのアルバム Cheyenne
    • 11月7日
      過去の未発表曲を含むカーズの2枚組ベスト盤
      JUST WHAT I NEEDED - The Cars Anthology アンソロジー がリリース

      The Cars Anthlogy(1995)

      エリオットが語るバンドや曲のエピソードも多く織り交ぜられた、ブレッド・ミラノ氏によるライナーノーツや バンドの写真が散りばめられたブックレット付。


【脚注一覧】

  1. 1993年11月 リックの息子ジョナサン誕生
    Passages (updated 11/29/1993) : : People.com (1993年11月29日掲載)
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