1991 - 1995リックのソロFIREBALL ZONE リリース ~ カーズ・アンソロジー リリース
1991年
【リック・オケイセックの動向】
- ■
- リック 3作目のアルバム FIREBALL ZONE ファイヤーボール・ゾーン リリース
-
- ■
- リック、ディズニーソング・カバーのコンピレーションアルバム Simpley Mad About the Mouse に1曲参加
リックの曲はアルバム3曲目の "Zip-A-Dee-Doo-Dah!"
【エリオット・イーストンの動向】
-
- ■
- エリオットがギターで参加したエルトンとバーニーのトリビュートアルバム
Two Rooms:Celebrating the Songs of Elton John & Bernie Taupin がリリース
エリオットはホール&オーツによるPhiladelphia Freedomのカバーにギターで参加。 この曲にはカシム・サルトンもベースでクレジットされています。
1992年
【エリオット・イーストンの動向】
-
- 2月
- リリースされたギターコンピレーションアルバム Guitars That Rule the World に、
エリオットのギター・インスト曲 Walk On Walden が収録される。
アコースティックながら洗練された美しい作品。後の1996年ソロアルバム再発時に、 この曲も新たにボーナストラックで収録されました。
【リック・オケイセックの動向】
- ■
- Suicide のアルバム Why Be Blue? リリース。リックはプロデュースとフォトグラファーを担当した模様。
- ■
- ドイツのポスト・パンクバンド Die Haut のアルバム Head On リリース。リックがブックレットの
フォトグラファーでクレジット。
Suicide のアラン・ヴェガも作曲で関わっており、ゲストも豪華なアルバム。
>> アラン・ヴェガ作詞・ヴォーカルゲストのDie Haut "Don't Fool With the Franchise" を聴く
1993年
【リック・オケイセックの動向】
- ■
- リック 4作目のソロアルバム QUICK CHANGE WORLD クイック・チェンジ・ワールド リリース
当初アルバムは NEGATIVE THEATER「ネガティブ・シアター」のタイトルでリック執筆の同名書籍と連動するよう企画されたが、 アメリカのレーベルがコマーシャルでない内容にリリースを拒否したため、曲の半分近くをポップ系に差し替えた後に QUICK CHANGE WORLD のアルバムタイトルで発売に至ったという、遺恨を残したアルバム。
元々のNEGATIVE THEATER はドイツのレーベルのみのリリースとなった。
-
- ■
- リック、米テレビ番組 Late Night With David Lettermanに出演。"Don't Let Go" をパフォーマンス。
スタジオライブではエリオットとグレッグが演奏で共演。
- ■
- リックがプロデュースを手掛けたケルティック・ロックバンド、Black47のアルバム Fire of Freedom がリリース
- 11月4日
- リック・オケイセックと奥様ポーリーナの間に、長男ジョナサン Jonathan Raven が誕生。 [1]
【エリオット・イーストンの動向】
- ■
- この頃エリオットはシンガーのダニー・マローン(Danny Malone)とバンドプロジェクト BAND OF ANGELS を組み、
ロイ・トーマス・ベイカーのプロデュース、アトランティックからのリリースを念頭にレコーディングするが、残念ながら
リリースには至らず一旦お蔵入り。
ダニーはロックバンドDiving for pearls のフロントマンでもあり、バンドは1989年にデビューアルバムをリリースしています。 後の1996年、エリオットのソロアルバム再発の際に、このレコーディングからの数曲がボーナストラックとして日の目を見ることが 出来ました。良曲です!
1994年
【リック・オケイセックの動向】
-
- 5月
- リックがプロデュースで携わったウィーザー(Weezer)のデビューアルバム、通称ブルーアルバムが全米リリース
-
- ■
- リック、キアヌ・リーヴス主演映画「スピード」の派生サウンドトラック SPEED:songs from and inspired by the motion picture に1曲 "Crash" を提供。
- ■
- リックがライブで歌うアコーステッィク版"Just What I Needed" が収録された
コンピレーション・アルバム The Bottom Line がリリース
NYの有名クラブ、ボトムラインでの様々なアーティストのライブを集めたアルバム。 (アルバム名はIn their own words の場合もあり)
【エリオット・イーストンの動向】
- 8月
- エリオットがギターで全面的に参加した ジュールズ・シアーのアルバム HEALING BONES がリリース
1995年
【ベンジャミン・オールの動向】
-
- 2月2日
- この日にベンジャミンがボストンで行ったライブの動画がYouTubeにあり。
この頃ベンはギタリストのJohn Kalishes などと共に活動。共同で曲作りも行う。 ここで歌った曲などはレコーディングされたが、結局リリースには至らなかった。
【エリオット・イーストンの動向】
- ■
- Creedence Cleawater Revival(CCR)のトリビュートバンド、Creedence Clearwater Revisited(CCRev)が結成される。
エリオットはリードギターとして結成時から参加。7月終わりに彼らの始めてのショーが行われる。
CCRの中心メンバーであったジョン・フォガティは不在。 オリジナルメンバーのステュとダグが新たなメンバーを加えてCCRソングをライブするためのグループ。
- 5月23日
- エリオットがギターでゲスト参加した往年の「キラー」ジェリー・リー・ルイスのアルバム Young Blood がリリース
アルバムのプロデュースを手掛けたアンディ・ペイリーがエリオットを呼んだそうです
- ■
- エリオット、ドラマーのカーマイン・アピスによるアルバム GUITAR ZEUS に1曲ゲスト参加。
アピスのプロミュージシャン活動・30周年を記念し、1曲ごとにアピスと様々な有名ギタリストが共演するアルバム。 エリオットは 11曲目の"Time to Set Alarms" でリードギターを弾いてます。
-
- ■
- エリオットが結成するインストバンド、Elliot Easton's Tiki Gods による"Monte Carlo Nights" が
1995年リリースのサーフミュージック・コンピアルバム Pulp Surfin' に収録される。
同アルバムには1981年、アンディ・ペイリーによるYoung Jacques の "Jacques Cousteau" も収録。 この曲にはカーズからエリオット、グレッグ (Discog情報では デイヴィッドも?しかし未確認)が参加しています。
- ■
- エリオットがギターでゲスト参加したネルソン(双子のマシューとガナーのバンド)のアルバム Because They Can がリリース
エリオットは7曲目"Won't Walk Away" と13曲目"Nobady Wins in the End" でソロを弾いたようです。
【リック・オケイセックの動向】
- ■
- 1995年にリリースされた リックのプロデュース作品 紹介
-
- ・Bad Brains - God of Love
Bad Brainsの同作がマドンナ所有のマーヴェリック・レコーズからリリースされたことは、当時リックがマーヴェリックの スタッフ・プロデューサー兼A&Rでもあった関係かと思われます。
- ・リックが全面参加したアラン・ヴェガのアルバム New Raceion
- ・元suicide のマーティン・レヴのアルバム Cheyenne
- ・Bad Brains - God of Love
- 11月7日
- 過去の未発表曲を含むカーズの2枚組ベスト盤
JUST WHAT I NEEDED - The Cars Anthology アンソロジー がリリースエリオットが語るバンドや曲のエピソードも多く織り交ぜられた、ブレッド・ミラノ氏によるライナーノーツや バンドの写真が散りばめられたブックレット付。
【脚注一覧】
- ▲1993年11月 リックの息子ジョナサン誕生
- Passages (updated 11/29/1993) : : People.com (1993年11月29日掲載)